「BEASTARS」舞台化決定と先行して発表があったあと、”あの世界観をどうやって表現するの?着ぐるみ?被り物?…”などなどこの作品やビジュアルに対してファンの皆さんの思い入れが交錯していたように思います。
僕も、同じくです。
お話をいただいた時には、とても嬉しい反面、重圧というか…
緊張が走りました。
人が動物を演じるだけでも相当なハードルですが、その上、本来ありえない食物連鎖上の強者弱者が共存する世界観。
高校生のもつ、ブレない正義感。
社会への期待感。
見え隠れする大人社会への疑心。
そしてなにより、個性的すぎるキャラクター。
どう考えてもありえない世界観なのに、現代の人間社会にも通ずるところもあるような。
そういったところが、多くのファンの方の心に刺さっているところだと思いますし、僕自身も原作に触れさせていただいて共感したところです。
自身の不器用さと愛情と本能の間で、バランスを保とうとするレゴシ。
湧き出る感覚的な本能
抗う理性
本能だけで生きられれば、楽だろうけど。
社会にあっては、それだけでは生きてはいけない。
とにかく色々が色々すぎて、深すぎませんか?
控え目で、愛情深く、悲しいまでの実直さ、木訥とした「レゴシ」を僕自身に取り込んで丁寧に、彼の心と世界観を大切に届けたいです。