2017.06.14
続いて来た人気シリーズを途中から引き継ぐというのは生易しいことではないです。
それでも引き受けることにしたのは、三つ理由があります。
一つは、先発が浅沼晋太郎であるということ。
シンタさんは今時珍しいくらい芯のある骨太な演劇人です。
同業だからこそわかる、彼の演劇愛、演劇スタイルをかねてからリスペクトしていましたし、
そんなシンタさんが愛した作品だからこそ、敬意を持って「中継ぎ」を務められると思ったのです。
もう一つは、推薦してくれる人達がいたということ。
「御笠ノが演出をする芝居を見たい」と言って推薦してくれる人がいたのです。
元々僕はどちらかというと演出家寄りの人間でして、世に出るきっかけも演出家としてでした。
近年は脚本家としての仕事ばかりだったので、演出家としての手腕を振るえるように尽力してくれたようです。ありがたいことです。
そして最後のひとつ。
原作がとても素晴らしかったこと。
これが最も大きな理由です。
もうじき37歳になる僕が漫画を読んで涙を流すとは…。
自分にどれだけ出来るかわからないけれど、この作品に携わりたいと強く思いました。
そんなわけで、
これまでこの作品を創り上げてきたキャスト、スタッフ、そしてファンの皆様のお力をお借りしつつ、この『ダイヤのA the LIVE』を更に盛り上げていきたいと思います!
初めまして、御笠ノ忠次と申します。
微力なふつつか者ですが、どうぞよろしくお願い致します。