STORY
千葉の競馬場の近くの畑の真ん中の「お化け屋敷」と言われる一軒家。
誰しもが認める占い師だったおばあちゃん・最上晴は天国に行こうとしている一歩手前…
最上羅巫がずっと看病をしていた。
羅巫は小学校高学年になると目をつむってもタロット占いができる様になっていた。
しかし、高校でのある出来事をきっかけに孤独となり悩み苦しむ日々が続く。
おばあちゃんが息を引き取る前に羅巫へ託した遺言が。
「先祖代々からの言い伝えで、
タロット史上最強のカード the worldを 手にすると幸せを掴み、与える事も出来る力を持つ…と。
頑張って見つけてみんさい!」
その同時刻..様々な事情で同じく苦しみを抱えた少女達、星希星、丘野七音、竹部聖月、浜辺陽子が
同じ三日月を見て涙して死を決意している。
「お化け屋敷」でおばあちゃんの亡骸を前に大泣きをしている羅巫。
天涯孤独になり寂しさの中から首吊り自殺を図ろうとするところ…!
死の一歩手前で羅巫は四人に助けられ、タロットではこれから始まる冒険を意味するカードが出る。
どうせ死を覚悟したなら今日という日は特別な日。
新たな出会いが今宵、大きな力に変わり始める…!