STORY
瀬戸内の島で出会った高校生の暁海と櫂。
それぞれに孤独と欠落を抱えた二人は、互いの存在に救いを見出していく。
しかし時とともに、二人はそれぞれの場所で生き、それぞれの現実と向き合っていくことになる。
東京と島。夢と現実。家族という逃れられないしがらみ。
愛しているのに、近づくほどすれ違ってしまう。
それでも、二人のなかから互いの存在が消えることはない。
15年にわたる愛の軌跡を、朗読劇ならではの繊細な表現で描き出す。
その日、その瞬間にしか生まれない声が、ふたりの人生に宿る痛みと願いを鮮やかに立ち上がらせる。
切なくも眩い、ただ一度きりの「魂の記録」。
