ただ一人の部員となるも、廃部寸前の時瀬高校箏曲部(そうきょくぶ)を強い信念を持って守る、倉田武蔵(くらた たけぞう)。
上級生にすら恐れられる不良少年だが仲間思いの優しさを持つ、久遠愛(くどお ちか)。
箏の家元・鳳月会の出身で、天才的な箏の奏者、鳳月さとわ(ほうづき さとわ)。
愛の中学時代からの仲間である、サネ、コータ、みっつ。
様々な理由から箏曲部に集まった6人。
箏曲部の存続を認めない教頭に対し、さとわは廃部を免れる条件として、半分以上素人である彼らが一ヶ月後にある全校集会で学生全員を納得させる演奏を披露することを提案する。
それぞれの思い、それぞれの事情を抱えながら、箏曲部存続の為に全員で立ち向かう。
響け—。
不器用で誤解されやすい彼らの、もう一つの言葉。
箏曲監修:橋本みぎわ〈コメント〉
原作から生まれた「龍星群」。
愛の人生になぞらえて作りました。
今回は生演奏ということで、皆さん、やる気と根性でメキメキ上達しています。
原作と同じくゼロからのスタートですが、どこまで成長するか私も楽しみです。
生演奏ならではの迫力、繊細さ、そしてそれぞれの想いが届きますように…