INTRODUCTION

「BASARA」とは

「BASARA」(バサラ)は、田村由美による漫画作品で、
『別冊少女コミック』(小学館)において、1990年9月から1998年6月まで連載された。
単行本は全27巻。1993年に平成4年度(第38回)小学館漫画賞を受賞した。
1998年にテレビアニメ化され、2012年から2019年にかけて舞台化され、
連載終了後の今でも各世代に多くのファンを持つ人気作品である。

<原作者紹介>
田村由美

1983年、第12回小学館新人コミック大賞佳作受賞作「オレたちの絶対時間」
(「別冊少女コミック」9月号増刊掲載)でデビュー。
代表作は「BASARA」「7SEEDS」「ミステリと言う勿れ 」「龍三郎シリーズ」ほか多数。
1993年、「BASARA」にて第38回小学館漫画賞受賞。
また、2007年には「7SEEDS」にて第52回同賞を受賞。
現在、月刊フラワーズで連載中の「ミステリと言う勿れ」は
2022年1月にフジテレビ系月9枠にて菅田将暉主演で
テレビドラマ化が決定している。

あらすじ

物語は文明崩壊後の日本を舞台に始まる。
暴君が支配する日本にて、日本を救う運命の子供が誕生する。
しかし運命の少年・タタラは国王の末の赤の王に殺され、
代わりに双子の妹・更紗がタタラを名乗り立ち上がった。

日本を救う革命家として、白虎の刀を携え、
残りの朱雀・青龍・玄武の刀の継承者を探す旅に出るタタラ(更紗)。

仇とは知らずに朱理(赤の王)と偶然出会い、
互いの正体を知らずに惹かれ合っていく。